ごあいさつ
家族の温かさ
三代目代表親方を務めさせていただいております、室岡良佑です。
僕が今まで現場に携わってきて、"心に残る"現場がいくつもあります。
その一つに、末期ガンの御主人がおり、家族の願いが「綺麗なお家から出してあげたい。」と言うものでした。
そんな家族思いに心動かされ、「僕の責任は重大だ。最後を飾る家の塗り替えを頼まれたのだから。」そう胸から込上げてくるものがありました。
しかし時間やお金の掛かる手の込んだ作業をしても、違いは素人さんにはわからないかもしれない。それでも職人としてできるだけの工事はしたい。その葛藤でした。
工事が終わり旦那さんが涙を浮かべながら僕に握手してきました。
この時、切ない気持ちもあったけど、僕の仕事でこんなに喜んでくれる、感動してくれる。
家を「塗り替える」ことの「重さ」を身を持って痛感しました。
親から子へ
別の現場では、まだ塗り替えて8年程のお宅の仕事がありました。なぜ塗り替えるのかと、お婆ちゃんに聞くと
「息子達の為に塗り替えるのよ」と笑顔で答えてくれました。最初のうちはお婆さんの言葉の意味が分かっていませんでした。
お婆ちゃんの年は82歳ですが、20年の耐久性を持つ塗装を選んでくれていました。
なかなかご年配の方で20年の耐久性を持つ塗装を選ぶ方は居らっしゃらないので、「何でだろう?」と思っていました。
けれども、毎日顔を合わせているうちに、お婆ちゃんの親心に触れることができました。
「自分が天国にいってもしばらくメンテナンスしなくて大丈夫だから。今生きている間に
出来ることはやってあげたい。」そんな婆ちゃんの言葉に僕は感銘を受けました。
こんな僕を信じてくれ、塗り替えを依頼してくれる。
僕は塗り替えを通して色々な人を感動させたい、喜ばせたい!
色々な事情があって塗り替えをするのに「利益至上主義を押し通し、下請けを使ってさっさと仕事を終わらせて、もう顔を出さない。僕にはそんなことは出来ない。」そう強く思いました。
だからこそ僕はうそ偽りの無い、本物の外壁塗装を一人でも多くの方々に知ってもえるように日々、頑張って行きます。